月刊叶姉妹とAmanda Lepore

うー買っちまいました、月刊叶姉妹
今回のはひどい。なんちゅーか女の業を見せつけられて食傷気味っつーか。
今までの叶姉妹の写真集って、どっかにまだ客観性みたいのがそこはかとなくあってそれで救われてた部分がかなりあった。いくら恭子さんが自分が美しく見えるポーズ姿勢を熟知していようとも、どこかに無意識の美しさがにじみ出る部分があったからだ。
翻って今回残念なのは、スキが全くないこと。おそらく全部自分たちで撮ってシャッター押してるというのが一番の原因だとは思う。全部決め顔、決めショットってちょっと飽きるよ、正直。だから自分撮りの写真集ってあんまりないんだなって実感したもんね。ちょっとボディラインに衰えが見えるだけに、エゴの部分が押し出されてすぎてて痛いの。お尻からウエストにかけてのパーツひとつひとつはお見事ですが、どうも全体としてのラインがガタガタしてるし尺が足りない。特に太もも、これはあの世代の日本人だからしょうがないんだけども。ちなみに今回はバストトップ(=びーちく)が見所ですよ、非常に美しいです。うーむむ、個人的には叶姉妹には、これからアマンダ・レポール(アメリカ版はるな愛、らしいw。ちなみに右側です)

のようにアイコンとして活躍してもらいたんだけど、そうなるとあの自意識っつーか、誰かに料理されたり、いじられたりするのを嬉々としてやる「器のでかさ」みたいなのに欠けてくるのが致命的なんだよな。自己プロデュースに長けすぎてるがゆえの弱さというか・・・

そんなこんなで、アマンダはこんなに突き抜けてますよ↓
http://www.youtube.com/watch?v=54_hTQk9GqM